遺品整理業で地元に貢献、25歳の決断と挑戦

フォーシーズン

代表:伊藤 大地さん

今回は、志木市本町で遺品整理や残置物撤去を行うフォーシーズンを運営し、志木市商工会青年部の2024年度の常任委員も務める伊藤さんにお話を伺いました。

空手で磨いた集中力と、今を大切にする生き方

本日はよろしくお願い致します!ご出身はどちらですか?幼少の頃はどんな子供だったか教えて下さい。

出身は志木市で、志木小・志木中。親父も同じ小中に通ってました。
小さい頃は、親曰く「力があり余ってた」らしくて、かなりパワフルだったと思います。笑
その流れで小学校の頃から空手を始めて、大学までずっと続けていました。
中学ではサッカー部に所属してたんですけど、空手の道場にも通っていて、空手がの方が自分の軸でした。
高校と大学でも空手部に所属し、団体戦で関東大会優勝や全国3位の経験もあります。

休日は何をしてますか?趣味などがあれば教えて下さい。

今の休みは水曜日だけですね。
その日は基本的に家にいて、携帯をいじったりしてのんびりしています。
もともとショートスリーパーなんで、長時間寝ることは少ないんですけど、何もしない時間が好きですね。
アウトドアも嫌いじゃないけど、1人でキャンプに行くようなタイプでもない。
ゴルフは一時期好きで始めたんですけど、最近は忙しくて行けてないです。
飲みの場は好きなんですけど、体壊してからそんなに行けてないですね・・・

座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。
高校時代、学校に貼ってあった言葉で、それがずっと印象に残ってます。
今でも、何か判断に迷ったときにはこの言葉を思い出します。
ついあれこれ手を出したくなるけど、「今やるべきことに集中しよう」って自分を律するための軸になってます。

祭りの街・志木で始めた、誰かの最期に向き合う仕事

改めて事業内容を教えて下さい。

遺品整理や残置物撤去を中心にした仕事をしています。
不動産会社や解体業者、同業他社からの依頼で作業に入ることが多いです。
不動産管理の会社に少しだけ勤めていたときに、夜逃げや孤独死の案件を目の当たりにして、「これは需要がある」と感じて始めました。
知り合いの不動産屋に片っ端から営業掛けたりして、比較的すぐ仕事は上手くいったかもしれません。

事業や商品についてのこだわりはありますか?

価格はできるだけ安く、融通もきかせるようにしています。
古物商の許可も持っているので、買取が必要な場合にも対応できますし、お客さんにとってワンストップで任せられるのが強みかなと思います。
今はインターネットや知り合いを通じて販路を作ってます。

起業したきっかけを教えて下さい。

正社員として働いていた時は、同期も居なかったし、デスクワークも向いてないし、外回りも苦手だし…会社員としての働き方がどうしても自分には合わなくて…。笑
外に出る仕事がしたくて始めたのがきっかけです。
しばらくはスタッフもいたのですが、今は一人でやってるので体力的にもキツい時期ですね・・・。

なぜこの地域で事業をやろうと思ったのでしょうか?

地元が好きなんですよね。出たいとは思わなかった。
子どもの頃から祭りに参加していたし、やっぱり安心感がある場所です。
同級生とはあまり遊ばなくなりましたが、地元自体に愛着があるんです。

つながりが支えに変わる、青年部という居場所

そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?

友人の親御さんが志木市で事業をやるなら「商工会青年部に入った方がいい」と言ってくれて、志木設備メンテナンスの山田大智くんを紹介してもらいました。
それまで関わりは少なかったのですが、祭りなどで顔見知りだった方々と繋がるきっかけになりました。

青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。

やっぱり人との出会いですね。それまでは顔は知っていても話す機会がなかった人たちとしっかり話すようになって、そこから仕事につながることも多くなりました。
例会や行事にも参加してるんですけど、嫌いじゃないんですよね。
若干無理してる部分もありますけど・・笑
仲間との関わりが自分の支えになってます。

最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!

事業としては、いずれもっと大きくしていきたいです。
まだ法人化していませんが、30歳前後で従業員も増やして、業務を拡大できたらと考えてます。
高齢化が進む中で、今後さらに需要が高まる業界だと思うので、全国展開も見据えています。
青年部については、いつかは役職を頂く事もあるだろうなと思ってますけど…その時が来たら、しっかりやりますよ!

本社
〒353-0004 志木市本町2-5-18