地元志木市に尽くす若き副住職の「恩送りの心」とは

宝幢寺 副住職

宝幢寺

副住職:金剛 洋輝さん

今回は、志木市柏町で宝幢寺の副住職を務め、志木市商工会青年部の2024年度の常任委員も務める金剛さんにお話を伺いました。

地域に“恩送り”を届ける、若き副住職のまなざし

ご出身はどちらですか?また、幼少の頃はどんな子供だったか教えて下さい。

志木市出身で幼稚園ではサッカーやったり体操やったりスポーツとか動くのが好きな子供でした。 ターザンみたいな遊具から落ちて大怪我したりとか本当にわんぱくでしたね。笑 小学校では習字とか公文やったり、水泳やったりテニスやったり習い事が多かったですね。 でも、その合間を縫ってしっかり友達と遊んでたから忙しかったです。 中学は志木中で、そこの部活で硬式テニスが出来たので、本当にテニス漬けでした。その時の部活の仲間とは未だに月に一回集まってテニスしてます。

休日は何をしてますか?趣味などがあれば教えて下さい。

それこそテニスしたり、タイミングが合えば旅行行ったり、あとはサウナが凄い好きです。 同じ青年部の髙橋大輝とか伊藤雅輝くんとかと一緒におふろの王様いったりしてます。 本当はゴルフを趣味にしたいけど、なかなか上手くならなくて。笑 旅行は友達と予定を合わせて国内ですね、海外行きたいけどなかなか時間がなくて。 北海道とか九州とか、あとは京都には仕事でよく行きますね。

座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。

座右の銘とは言えないかもしれないのですが、大事にしているのが、恩返しも大事なんですけど、恩送りって言葉をすごい大切にしてます。 僕はお寺で副住職として働いていますが、お寺に生まれて育ったからというのもあるんですけど、大学卒業までは本当に自由にさせてもらっていて、やりたいことはなんでも経験させてもらえたんですね。 そうやって何不自由なく育ってこれたのは、檀家さんのおかげだったり、関係のある方々のおかげだったりするので、その様々なご縁に生かされている事に感謝して恩を送りたいなと思ってます。

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地域に開かれたお寺を目指して、日常に寄り添う副住職の取り組み

改めてお仕事の内容を教えて下さい。

このお寺で副住職として働いています。 わかりやすい所で言えばお通夜とかご葬儀とか、冠婚葬祭の葬に携わる部分ですね。 あとは事務周りとか塔婆を書いたり、檀家さんとの折衝とかそういったところがわかりやすい所ですかね。 もちろん境内の整備とか手入れなんかも私達がやる部分もありますし、今はヨガや写経とかマルシェであったりとか、日常的にお寺に来て頂いて、お寺で過ごす時間を作っていく事を主導で動いてます。 これは住職の方針なのですが、閉じてるお寺ではなく地域と一緒にあるお寺だから、地域の人で賑わったり日常的に来てくれるようなお寺にしたいと言うことで門を閉めないんですね。 大門っていう本堂から参道を抜けた先にある大きな門があるんですが、もうずっと閉めてないですね。開放的にすることでもっと皆様に足を運んでもらえたらと思ってます。 宝幢寺は建武元年に開創し700年以上続いてるんですね。今の住職である父で26代目になるので本当に長い期間地域の方々に支えられて来たからこそ、もっとお寺を身近に感じてもらえたらなと思ってます。

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志木市を想い、人と繋がる青年部の歩み

そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?

THREE DOORSの髙橋大輝とか帝都工業の広末裕也とか同年代がすごく多くて、一緒に入ろうよってなりました。 市ノ瀬さんとか山田大智くんと一緒に飲んだ時に色々説明されて、3人ともその時に入部しました。 ちょうどすごく部員拡大を頑張ってる時期で、新入部員もたくさんいたので入りやすかったですね。

青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。

自分はずっと志木市にいるので、志木市の関わりの深い方と繋がって一緒に活動出来るのがとてもありがたいです。 部員の中に檀家さんもたくさんいらっしゃるんですけど、その方々とお寺以外の業務で関わることってなかなかないので、そういう意味でも貴重な接点になってるなと感じるし、人脈が増えたのが一番のメリットです。 あとは、志木市の事を考えて皆で事業を行うって事もとても魅力的だし、こんなにたくさんの方が志木市の事を考えて動いてるって考えるととても勉強になるし刺激になってます。 うちは家族でお寺をやってるので、良くも悪くもなあなあになる部分は出てきてしまうのですが、青年部の会議のピリッとした空気とか、そういった部分を体験出来た事も勉強になってます。

最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!

仕事の方は、檀家さんへの恩送りをしていく事はもちろんなのですが、近隣の方がうちのお寺に来る事で少しでも心が安らいだりとか、志木市の事を好きになってくれるとかそういったきっかけ作りをどんどんやっていきたいと思ってます。 青年部の方はまだ先が長いので、今は楽しみながら自分でやりたい事業を考えて行きたいなと。その上でやりたい事業で出てきた時には委員長も出来ればと思ってますし、楽しみながら真剣にやっていきたいと思ってます。 JCもそうだし、お坊さんの青年会とかもあって色々並行してるんですけど、それぞれの団体の良さがあると思ってるので、その中で自分で何が出来るのかと考えていきたいですね。

宝幢時
〒353-0007 埼玉県志木市柏町1-10-22