未経験の事業で独立。リペア事業をやろうと思ったきっかけとは?

トータルリペアいろは屋

代表:中川 智弘さん

今回は、志木市本町で内装/リペア業を行うトータルリペアいろは屋の代表を務め、志木市商工会青年部の2024年度の食フェス室副室長も務める中川さんにお話を伺いました。

明るく楽しく笑って過ごしたい。佐渡島で育った中川さんの幼少時代やプレイベートについて

本日はよろしくお願いします!まずご出身と幼少時代について聞いてもいいですか?

新潟県の佐渡島出身です。実は島人です。笑 小学校6年間はクラス替えがずっとない位に人が少なかったです。 高校卒業までは佐渡島にいて、大学でこっちに出てきました。 大学では経済学部だったので、今の職業とは全く関係ないですけど。笑

休日は何をしてますか?趣味などがあれば教えて下さい。

子どもが6月に産まれたばかりなので、家族との時間を大事にしてます。 小中高と野球やってたので、野球観戦も好きですね。 カープファンなのでプロ野球はもちろん、高校野球も結構見ます。

あれ?カラオケは・・・?(中川さんは「糸」ばっかり歌うので糸さんと呼ばれています。笑)

あとはもちろんカラオケも好きですし、最近はあまりやれてないですけどウクレレも好きです。 ウクレレは、奥さんとなんか共通の趣味持とうってなった時に2人でレッスン通ってました。僕はなんだかんだ4年位は通いましたね。

座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。

1日1笑みたいな、そんな言葉ないんですけど、やっぱり1日1日笑って楽しく過ごせたら良いなって思ってます。 笑ってると病気になりにくいみたいな事を聞いたことがあって、それを信じてる訳じゃないんですけど、 笑って過ごした方が明るく楽しく過ごせるし、そういった考えを持ってた方が幸せかなと思ってます。

背景

未経験でも自分に合ってる、この仕事をやりたいと直感で思った。

改めて事業内容を教えて下さい。

リペア事業です。 床などの木材や金属のサッシやフェンス、タイルに使われている石とか、そういった部分の修繕とか傷の見た目を分からなくする様なお仕事をしてます。 大体のものは交換しなくても低価格直す事が出来るので、例えば思い出の品だったり、大事にしてるもので手放したくないって時なんかは重宝されますね。

事業や商品についてのこだわりはありますか?

お客さんから喜ばれる事をすごく実感しやすいお仕事なので、お客さん所に行って、そこで直してそれを見て喜んでもらえる所をダイレクトで感じる事が出来るのでそこはすごくやりがいを感じてます。 その為にも、例えば色味を一緒に確認しながら、その場で何度も試して確認して、お客さんが納得行く仕上がりに出来るように持っていける環境にしていきたいなと思ってます。 やっぱり通販とかで買って色味が違ったってよくある話ですけど、逆に我々はその場で色味を調整出来たりスピード感ある対応が出来ると思うので、そういったニーズには応えられますね。 事前に写真を見たりしてから伺うんですが、やっぱり実物見るともっと酷かったり難易度高かったりするので、プレッシャーはものすごく感じてますし、緊張感を持って対応してます。

起業したきっかけを教えて下さい。

大学卒業してからは10年位塾とか予備校みたいな教育業界にいたんですけど、ずっと独立したいと考えていたんですよ。 業種は決めていなかったんですが、なんとなく建築業界に携わりたいなと思ってて、そんな時にたまたま知人にハウスクリーニングをやってる人がいて、その人からリペアについて教えてもらいました。 その時に実際にリペアのデモを見た時に感銘を受けて、この仕事やりたいって思ったんです。 自分は美術とか図工とか得意じゃなくて、それでも出来るか心配だったんですけど、直感で自分に合ってるなと思ったので自分の直感を信じて独立しました。 エコだったりSDGsだったり、これから絶対伸びる事業だなって思ったのもありますね。

なぜこの地域で事業をやろうと思ったのでしょうか?

志木市に住んで10年位なんですけど、やっぱり志木市と言う街がすごく好きだったので、ここでやりたいと思いました。 私の屋号には「いろは」と言うワードが入ってるんですけど、このエリアには「いろは」と入っている場所が多くて、やっぱり地元に密着してやっていきたいのでその屋号をつけた経緯もあります。 実際に志木市含め近隣の方からのご依頼が多いので、地元に貢献出来てるんじゃないかなと実感してます。 とは言え、ご依頼があれば東京や神奈川、千葉にも行ったりしてます。 今日なんかは朝一で深谷で仕事してきました。笑

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青年部は個々でやってる事業主を繋いでくれる貴重な役割をもった団体だと思う。

そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?

商工会自体の存在は知ってたんですが、当初は青年部の事は知らなかったんです。 たまたま取引先に青年部OBの村田商会の村田さんと那須工務店の那須さんがいて、そこで青年部の存在を知りました。 それで45歳までしか出来ないって事を知って、入部を決めました。 当初はこんなにどっぶり浸かる予定じゃなかったのですが・・・笑

青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。

やっぱり大きいのは交友関係が広がった事と、仕事上の繋がりがたくさん増えた事ですね。 会社員時代は同僚と飲みに行く事が多かったのですが、やっぱり個人で仕事をすると一人になってしまうので・・ 私はあまり一人が好きじゃないので、やっぱり何かしらのコミュニティが欲しかったんですよね。 そういった部分で青年部は個々でやってる人達を繋いでくれる役割の組織なんじゃないかなって思います。 仕事でも自分が出来ない分野の依頼が来た時に、知り合いの業者さんを繋いで頂いたりとか、単純に売上だけじゃなくそういった部分でも助かってます。

最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!

事業は5年目になって少しずつ安定してきてるので、家族との時間を増やしたり青年部の活動も上手く両立してやっていきたいと思ってます。 その為には従業員を雇うとか、今度は自分が教える立場に立ってスクールを開くとかそういった事も考えてます。 職人は10年やって一人前ってよく言われるので、もちろん後5年は職人を全うしつつ、法人化する事も考慮して進めていけたら良いかなと。 青年部としては、2年連続で食フェス室の副室長を仰せつかっていて、満を持して今年は室長をお任せ頂いたのですが、プレッシャーを感じすぎず、子どもや大人がシンプルに楽しめる食フェスに出来たらなと思ってます。 食フェスは3年事業で、予算を組むために一旦リセットされるんです。今年がそのリセット初年度なので、スパイシーフェスの良い所は残しつつ、新たな食フェスに出来たらと思ってます。

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