「気合でいける」──志木発、未来を描くリノベ起業家の挑戦

THREE DOORS

代表:髙橋 大輝さん

今回は、志木市本町でTHREE DOORSを運営し、志木市商工会青年部の2024年度の委員長も務める髙橋さんにお話を伺いました。

気合と好奇心で突き進む、“志木育ち”の行動派

よろしくお願いします!まずは出身と小さな頃のお話を聞かせてください。

生まれも育ちも志木市で、志木小・志木中から川越高校、大学は東京理科大に進みました。
小学校6年から高校までサッカーをやってまして、大学ではアルティメットに打ち込んでいました。
習い事では書道やそろばんもやっていて、割と何でも挑戦してみるタイプでしたね。
子どもの頃は、今と変わらないかな…活発で、家では弟をからかってばかりいたから、ちょっと反感を持たれていたかも。笑
ゲームは禁止されていたので、もっぱら外で友達と遊んでいました。
おかげで基礎体力には自信があって、足も速い方でしたし、クラスでも目立つ存在だったと思います。

休日は何してますか?趣味などがあれば教えて下さい。

趣味と言えるかわからないけれど、サウナには週2回は行きますね。
「おふろの王様」とか「和(なごみ)」とか、「スパジャポ」とか…割とどこでも行きます。
1人でも行くし、大学時代の友人や宝幢寺の金剛とも行くことがあります。
旅行も好きだし、映画を観たり、本を読んだりするのも好きです。
あと、イベントを作るのも好きで、趣味に近いかもしれません。
今は宝幢時でマルシェをやってますけど、「寺サウナ」とか、そういうユニークなイベントもやってみたいなと思ってます。

座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。

「為せば成る」「やればできる」「気合でいける」──この3つが、いわば僕の行動指針です。
基本的に、何事も気合とか根性で片付けられると思ってます。笑
夢を大きく持つのが好きだし、その方が人生楽しい。
理屈よりも「やってみる」が大事なんじゃないかと思ってます。

不動産×リノベーションで叶える、地元・志木の理想の暮らし

では、改めて事業内容を教えて下さい。

現在は不動産とリノベーションを組み合わせた、いわゆる「ワンストップサービス」の事業をやっています。
土地や物件紹介から建築・内装の提案まで、すべて自社で対応できる体制を作ってます。
よくあるのは「不動産メインでリノベもやってます」というスタイルですが、うちは逆で「建築に強い」ことが特徴かなと。
建築は土地があってこそで、そこに家や建物が建つので、一歩出遅れたスタートになっちゃうんですね。
だからこそ、不動産もやり始めました。

事業や商品についてのこだわりはありますか?

常に「お客様が満足できるかどうか」を意識して仕事をしています。
大手だとマニュアルがあって、その範囲でしか対応できないことが多いですが、僕らは柔軟に動けるのが強みです。
「出来ない」っていうのは簡単なんですけど、お客様が喜んでくれることなら、あえて難しいことにも挑戦したい。
それに、「こんなこともやってくれるんだ」と思ってもらえたら、それが信頼に繋がる。
仕事のやりがいって、そこにあると思ってます。

起業したきっかけを教えて下さい。

前職は大手企業にいたんですが、自分の知見や経験をもっと活かせる場所で働きたいという想いが強くなっていました。
そのタイミングで今の会社がリノベーションをやめようという話が出たので、僕がそれを止めたという経緯があります。
そこで「自分が本当にやりたいことは何か?」と考えた結果、自分で事業を起こすことにしました。
歯車の一つとして働くのではなく、もっと自分の価値を活かしたいと思ったんです。

なぜこの地域で事業をやろうと思ったのでしょうか?

やっぱり志木市って、住む人が多いベッドタウンなので、住まいに関するニーズは高いと思っています。
地元の可能性に惹かれましたし、何より「この街が好き」っていう気持ちが根底にあります。
それに、立地的にも良くて、周囲の環境や人の雰囲気も気に入っています。
地元であるということが、結果的に自分にとっても一番の選択肢でした。

人が繋がる、街が動き出す──青年部で広がった未来

そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?

青年部に入った理由は、率直に言えば「友達をつくりたかったから」です。
地元に戻ってきたばかりで知り合いがいなかったので、どうしようかなって考えてた時に、市議会議員の河野さんやイツキザホルモンの樹さんから声を掛けて頂いたので。

青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。

一番のメリットは「人脈」です。
空いた場所を教えてもらったり、他社のやり方を学んだり、業者さんとの繋がりができたり…全部が仕事に活きてます。
青年部の活動は、どちらかというとサークルに近い雰囲気があって、楽しくやれてるのも大きいです。

最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!

今後の展望としては、空き家や価値が眠っている場所を活用して、楽しく人が集まる拠点をつくりたいです。
空き家活用って、これからもっと熱くなる分野だと思っていて、「くすぶってる物件を再生する」ことで、地域も人も元気になるんじゃないかと考えてます。
最終的には、埼玉で培った経験やノウハウを都内でも活かしていきたいなと。
そして、青年部でも引き続き楽しく、仲間と共に活動を続けていけたらと思ってます。
みんなで楽しく、がんばりましょう!

THREE DOORS
〒353-0004 埼玉県志木市本町5-20-12