サッカーからスケボー・スノボまで、体を動かす楽しさが原点
ご出身はどちらですか?また、幼少の頃はどんな子供だったか教えて下さい。
生まれは東京都板橋区で育ちは埼玉県比企郡の川島町です。4歳から高校卒業までを自然の多い田舎で過ごしました。性格は「めっちゃわんぱく」笑。小中学校ではサッカーをやってました、ポジションはフォワードで、技術派というよりフィジカルとスピードで勝負する泥臭いタイプでした。ほかにもスケボーやスノボ、走るのも得意で、体を動かすことが大好きでした。父が塗装職人だったこともあり、中学の頃から休みの日は現場を手伝っていましたね。
休日は何をしてますか?趣味などがあれば教えて下さい。
日曜と雨の日を基本休みにしています。家族と過ごす時間を大切にしていて、愛犬と子どもを連れて公園とか川とか海へよく行きますね。茨城方面で海鮮を食べて、砂浜で走り回るとか。山なら飯能・秩父方面へドライブ。雑貨屋めぐりやおしゃれな建物探しも好きで、インスタで見つけた場所をメモして家族で出かけます。音楽も大好きで、現場ではいつもラジオを流してます。
座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。
「人にしてあげたことは忘れなさい。人からしてもらったことは生涯忘れずに」ですね。ラジオで耳にして以来、胸に刻んでいる言葉で、自分の子供にも教えたいなと思いました。自分の原点には「義理人情」があり、友を裏切らない、受けた恩は忘れない——仕事でも人との関わりでも、常にこの姿勢でいたいと考えています。

「イケてる・おしゃれ・可愛く」——仕上がりに宿る職人の誇り
改めて事業内容を教えて下さい。
主業は建築物の塗装です。外壁・内装はもちろん、質感や色、素材感まで含めた「見せ方」にこだわっています、。 加えて、ペットと人が快適に共生できる住環境づくりの提案・リフォームにも取り組んでいます。滑りにくい床塗装や、におい・汚れ・足裏への配慮、外構や庭のアレンジなど、暮らしの細部まで設計します。映画やセットの塗装経験もあり、特殊塗装も対応可能です。
事業や商品についてのこだわりはありますか?
「イケてる、おしゃれ、可愛く」をお客様の目線と自分の感性をすり合わせ、色や材料、質感を妥協せず選びます。 頼まれたことを「きっちり仕上げる」のは当たり前。その上で、よりイケてる提案を出し、日常が少し高揚する仕上がりを目指します。 品質には強い自負があり、現場の空気感まで整えるのが職人としての誇りです。
起業したきっかけを教えて下さい。
自分の手で、かっこいいものをつくりたいからですかね。 父の手伝いを経て、板橋・大山の塗装会社に勤めましたが、もっと裁量を持ってお客様と向き合いたい気持ちが強くなり、2014年に23歳で独立しました。 当初は仕事も資金も乏しく、借金で家賃を払う日々だったんですが、そこで商工会に入り、融資や横のつながりを得て立て直す事が出来ました。 派手な波に乗ったわけではなく、真面目にコツコツと積み上げた結果が少しずつ仕事を呼んでくれました。
なぜこの地域で事業をやろうと思ったのでしょうか?
高校が志木で、友人も多く、街に馴染みがありました。都心のベッドタウンとしての暮らしやすさも魅力かなと。 それに「志木」という響きが直感的に好きで。笑 直感的に「ここでやろう」と思えた場所ですね。住み、働き、家族と楽しむ舞台として自然と腰が落ち着きました。

義理人情を胸に——仕事も街も“かっこよく・かわいく”
そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?
独立当初、仕事がなくて本当に苦しくて・・・。横のつながりを作る必要性を感じて、紹介を受けて商工会・青年部に入りました。 正直な動機を言えば「仕事が欲しかった」——でも入ってみると、集まり自体が楽しく、出るほどに学びと仲間が増えていきました。
青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。
異業種の経営者と出会い、価値観に触れ、背中で学べることですね。困った時に「助け合える」こと。ギブが先で、気づけばギブ&ギブが心地よくなっていること。 最近は仕事のつながりも生まれ、地域で働く意味が一層濃くなりました。コロナ禍では家族の方針で活動を控えましたが、再び現場に戻ってきた感覚です。
最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!
塗装は、特殊塗装の技術を高め、海外のトレンドも取り入れて表現の幅を広げたいですね。ペット領域は認知を広げ、人もペットもストレスなく「WIN-WIN」で暮らせる空間工事を増やしていきます。 青年部では、志木を都内に負けない勢いで盛り上げたい。イベントが好きなので、ランタンや音楽、そしてペット系の企画など、地域が笑顔になる場所作りをしていきたいです。 義理人情を忘れず、恩を胸に、仕事も街も「かっこよく・かわいく」育てていきます。

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埼玉県富士見市上南畑57-1