田舎育ちの感性と多趣味が支える“型ある接客”
ご出身はどちらですか?また、幼少の頃はどんな子供だったか教えて下さい。
千葉県の稲毛です。団地に住んでたんですけど、両親が田舎暮らししたいってなって、成田空港の近くの多古町と言う所に引っ越しました。 そこからこっちに来るまではずっと実家に住んでました。 最近ようやく近くにコンビニが出来たんですけど、それでも車で10分位の距離で・・・結構な田舎です。笑 子どものときは、正直学校にあまり行ってなくて、だからスポーツとかも全然やってないです。 親もそんなに厳しくなくて、行きたくなければ行かなくていいんじゃない?みたいな感じだったので、 学校に行けない・行かない子達で集まって遊んだりしてました。 もちろん部活とかもやってなかったんですけど、サッカーはやりたかったんですよね。サッカーやりたかった少年でした。笑
休日は何をしてますか?趣味などがあれば教えて下さい。
勉強がてらってのもありますけど、色んなお店に行きますね。 これうちの店で使えるなとか考えたり、やっぱり仕事ありきにはなってしまってアンテナ張ってしまう事も多いんですけど、多分それも含めて好きなんだろうなと思います。 あとは、ランニングも好きです。カミナリ屋の社長の遠藤さんと一緒にホノルルマラソン走ったりしました。 フルマラソンは本当に練習しないと厳しいので、最近は頑張ってハーフマラソン位ですかね。 川越のハーフマラソンだけは毎年参加してます。 あとはフットサルとかボルダリングとか?結構多趣味ですね。笑 最近はフットサルが一番好きです。
座右の銘やそれにまつわるお話があれば教えて下さい。
「型があるから型破り、型が無ければ単なる形無し」って言う言葉があって、歌舞伎の方が座右の銘にしてます。 やっぱり仕事の事になっちゃうんですが、飲食業って接客然り料理然り、基本がしっかりしてないとプラスαのサービスしても結局形無しになってしまうと思ってて。 だから、ちゃんと基本はしっかりしたいなって考えてるので、最近は事あるごとにこの言葉をスタッフにも伝えてますね。 基本がしっかりしていたら、お客さん側も楽しいんじゃないかなって思ってます。

クラフトビールと会話が楽しめる“憩いの場”を目指して
改めて事業内容を教えて下さい。
飲食店の経営です。 志木にハーフヤード、みずほ台にグリーディと2店舗運営しています。 基本的にはクラフトビールのバーと言うスタイルなんですが、グリーディの方では焼き鳥も提供しています。
事業や商品についてのこだわりはありますか?
クラフトビールのお店と言っておきながら、ウイスキーだったりワインだったり、色んなお酒を出しています。 やっぱりビールを飲めない方もいらっしゃるので、そういった方にも楽しんでもらいたいなと。 同じ青年部の大坂屋の飯田さんと一緒に試飲会に行ったりして、美味しいワインを仕入れたりとか、お酒にこだわりを強く持ってます。 カクテルとかは自分で作りますけど、ウイスキーとかワインはやっぱりその物の味が勝負になってくるので、しっかり自分で美味しいものを選んで、それを提供出来たら良いなと思ってます。 フードもバルっぽさと言うか、お酒に合う料理を中心に考えていて、食事だけでも楽しめる位なイメージを持ってやってます。 接客については、バーって言う括りは普通の飲食店と違って、コミュニケーションが生まれる場所だと思ってます。 だからこそ、基本的な接客をちゃんとやって、その上でお客さんとの会話とか、居心地の良い空間作りだったり、憩いの場になってもらえたら嬉しいなと思ってます。 その結果かどうかは分からないですけど、お客さん同士が結婚したりとか聞くとやっぱり嬉しいですね。
起業したきっかけを教えて下さい。
地元の成田空港の和食レストランでバイトしてて、そこから社員になったんですけど、そこでやってくのは厳しいなって思っていたのと実家から出て一人暮らししたいなって思ってたので、求人サイトで都内の店舗を探して前職のカミナリ屋に就職しました。 初めは池袋店でキッチン担当として働いていて、朝霞台店に異動して1年位働いて、その後志木店の店長になりました。 その後このハーフヤードに来て、どんどん仕事が楽しくなってきて、気付いたらハーフヤードで10年位店長やっていて・・・ カミナリ屋の社長の遠藤さんから、愛着もあるだろうし自分でやってみたら?と言って頂いたのがきっかけです。 それから徐々に社員も増えてきて、もう一店舗出そうかなとなったのがみずほ台のグリーディです。 みずほ台もベットタウンで志木と似ているのでやりやすいかなと思ったのと、みずほ台にうちみたいな店があったら面白いかなって。 グリーディは焼き鳥食べに来てくださるお客さんが多いんですが、僕しか焼けないので大変です。笑

地域と青年部をつなぎ、憩いの場を広げていくために
そもそも、なぜ青年部に入ったのでしょうか?
カミナリ屋時代に前任の方が遠方に異動になってしまって、必然と店長だった自分に回ってきました。 入る前から青年部員の人たちがお客さんとしてお店にたくさん来て頂いていたので、これはもう流石に入らないとな…と。笑 知ってる人がほとんどだったので、入る事に不安とかは全くなかったんですが、入ってみてやっぱり元気がすごいなと。 みんなお酒も強いし、その上でもちろん仕事もしっかりするし、パワフルって印象でした。
青年部に入ったメリットがあれば教えて下さい。
他業種の人達と仲良くなって色んな話しが出来るのは自分にとってとても刺激になりますね。 経営の相談だったり補助金とかそういった部分の知識をもらったりとか本当に助かってます。 あとは、自分が委員長をやった時に、今でも続いてる「ご当地グルメ王」を立ち上げた事ですね。 結果的に今すごい成功してくれて良かったなと思いますけど、当時は本当に大変でした。 僕も副委員長の市ノ瀬さんも委員長とか副委員長経験無しで常任委員から一気に委員長に抜擢されて、経験不足の中、右も左も分からない状態で定例会議やってました。笑 それでも常任やフロアメンバーの方々がサポートしてくれて、なんとか成功する事が出来ました。 自分の仕事にも関わる飲食のイベントで皆さんに楽しんでもらえたのはとても良い経験になりました。
最後に今後の事業の展望や青年部活動について一言お願いします!
ハーフヤードの方は15周年になって、地域の方に愛されるお店になってるなと実感しているので引き続き憩いの場になれるようにしたいなと。 グリーディの方はまだまだ認知されていない部分もあるので、お客さんに知ってもらう事を重要視しつつ、やっぱりハーフヤード同様憩いの場にしていきたいですね。 青年部の方では自分の方でなにかやると言うよりはサポート役でやれたらなって思ってます。今は若い世代がとても頑張ってるので。 あとは富士見市の商工会にも入っているんですが、志木市は第一ブロック、富士見市は第二ブロックで分かれてるので、その架け橋になれたら良いなと思ってます。 ブロックを跨いて別の商工会に入ってる方もなかなか珍しいと思うので、せっかく近いんだし親密度を上げていけたらなと考えてます。
- ハーフヤード志木店
-
〒353-0004 埼玉県志木市本町5-25-12 林ビル3F
- beer bar greedy
-
〒354-0018 埼玉県富士見市西みずほ台1-18-11